第1回ブラインドチャレンジ競技大会を開催しました

2019年10月22日信州スカイパーク内やまびこドームにて、記念すべき第1回ブラインドチャレンジ競技大会を開催しました。

参加者全員でハイポーズ!

ブラインドチャレンジ(以下、ブラチャレ)とは、二人がペアになり一本のロープで繋がって歩いたり走ったりする競技です。視覚障がい者がランニングを行うとき、伴走者(ガイド)を伴って走るように、ブラチャレは、晴眼者のペアは一人がアイマスクを着用し、もう一人が伴走者(ガイド)となって、一本のロープで繋がって歩いたり走ったりします。つまり、晴眼者はアイマスクを着用することで、視覚をオフ(OFF)にし、視覚障がい者と(視覚的な)条件を同じにして競技を行うオフスポーツです。

※ブラチャレでは、アイマスクをつけた晴眼者または視覚障がい者のことをブラインダーと呼んでいます。

第1回開催のブラチャレでは、宣言タイム制を導入しました。
宣言タイム制とは、スタート前にゴールタイムを予想して宣言(申告)してもらい、ゴールタイムが宣言タイムに一番近いペアが優勝という判定です。速さを競うものではありませんので、大人も子供も競技経験がなくても誰でも気軽に参加できます。

大会委員長競技説明と選手宣誓

受付の後は、開会式、競技説明、選手宣誓、そして準備運動、「見えない体験」と伴歩ガイド講習が行われました。「見えない体験」ではアイマスクをつけてガイドを伴い、歩いたり、階段を上がり降りをしたりしていただきました。また、ペアを交代してガイドとして情報を伝えたりすることも体験していただきました。そして200mコースを歩いたり走ったりしてみて、1周どれくらいの時間がかかるのか計測してみて、それぞれの参加種目のタイムを申告していただきました。

見えない体験

速さを競う競技ではありませんので、最終ペアがゴールするまで順位は判りません。みんなで声援を送り、和気あいあいとした雰囲気で競技は400m、800m、2kmと進められました。既にゴールをしたペアは、申告したタイムに近かったり大きく外れたりと、計測タイムが発表されるとボードの前で盛り上がっていました。

走るペアも歩くペアもスタイルは自由です

全ての競技が終わった後は、ボッチャ・スポーツウェルネス吹き矢・フライングディスクなどのパラスポーツ体験をしました。各協会のみなさまご協力ありがとうございました。
長野県障害者フライングディスク協会
長野スポーツウエルネス吹矢協会障がい部
障がい者スポーツ支援センター松本 サンスポートまつもと

パラスポーツ体験も盛り上がりました

そして最後は表彰式です。
表彰状の授与、および協賛コミちゃんファームさんからの豪華賞品が授与されました。
第1回目の開催で、協会員一同不慣れな進行の中、参加者のみなさんに盛り上げていただき、無事終了することができました。ありがとうございました。

信州らしい豪華賞品

第2回、第3回と続けて開催し、回を重ねる毎に多くの人に知ってもらい、ブラチャレを楽しんでいただける競技にしていきたいと思っています。


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